ブルセライダー02号機の再改造
博士は早速、この2号機を改造手術台に固定して、脳改造手術を開始した。頭を開かれて脳をむき出しにされて改造される姉を、悲痛な表情で見つめるブルセライダー1号機とみいな。脳改造が済むと、2号の体をサイボーグ・メンテナンス用デッキにハリツケに固定して、改造脳を洗脳装置に繋ぎ、洗脳処理を開始した。洗脳処理はサイボーグに想像を絶する苦痛を与える。苦しみ悶える姉の姿に、2人の妹は涙を浮かべて目を背けるのだった。
何時間経ったのだろうか。ブルセライダー02号機の再改造は完了した。壊れかけていた改造脳の洗脳も可能な範囲ではほぼ成功し、ブルセライダー2号は、一文字博士の命令に絶対服従する、対ジャッカー用サイボーグ兵器として生まれ変わった。博士は早速、2号の動作確認テストを行った。
「お前の名前を言え。」
「はい、ご主人様。私の名前は『超高度機械化改造型戦闘用サイボーグ兵器ブルセライダー02号機』、通称『ブルセライダー2号』です。博士の従順なサイボーグ兵器として、故障を恐れず、博士を守り、廃棄処分のその日まで、ジャッカーと戦います。」
思ってもいないのに口が勝手に動いて台詞を言う自分に、2号彩菜は少し驚いた。ジャッカーに改造された時もジャッカーに絶対服従する旨の台詞を言わされたが、今回はまた別の台詞を刷り込まれたことに気づいた。
(ああ、私、今度は一文字博士の兵器にされちゃったんだ…?)
妹玲菜は、姉のこの台詞を聞かせれて、胸が張り裂けそうになった。(ああ、今度はお姉ちゃんも博士のロボット兵器にされちゃったんだ…)
まだ小学生のみいなに至っては、この恐ろしい現状を受け入れることができずに、縛られた姿で泣き出してしまっている。
その頃、裏切り者一文字博士に相次いでサイボーグを奪われてしまったジャッカーは、これまでにも増して精力的に、サイボーグ製造と生体実験を繰り返していた。同時進行で様々な生体実験やサイボーグ化手術が果敢に押し進められた。多くの女子中高生が改造手術台に固定され、生体実験用サイボーグや戦闘用サイボーグへと改造されていく。ジャッカーアジトの実験室や改造手術室には、セーラー服姿の女子中高生たちのかわいらしい泣き声やうめき声が溢れていた。
続く→第8話 |