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日々更新中!!セーラー服少女サイボーグ雑記
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改造人間ブルセライダー
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サイボーグ・ペットみゆ
第1話 第2話 第3話 最終話
改造人間ブルセライダー第15話 

祝御入学!!新入生サイボーグ★スペシャル


卒業式の少女たち
入学式直後の女子小中高生、改造手術前の記録撮影

 4月初旬、本郷玲菜はまだ改造人間ではなかった。田舎臭いセーラー服がよく似合う、生身の肉体を持った田舎女子中学生であった。新学期が始まり、玲菜は中学2年生に進級したばかりだ。玲菜の通う山田中学校にも、新入生が入学して来た。とっても幼くて、まだ小学生のまんまで、ダブダブのセーラー服が大き過ぎて似合わない。そんな新1年生たちを見て、玲菜は「かわいいなあ」と笑った。玲菜自身、髪型はおかっぱだしスカートも膝下丈の幼い中学生なのだが、自分よりもっと幼い新入生を目の当たりにして、また2年生に進級したというだけで、玲菜は少し大人になった気がした。セーラー服も板に付き、わりとカッコいい女子中学生になった気でいた。
 本郷家にも新入生がいる。玲菜の姉である長女彩菜が、この春から高校生になったのだ。女子高生。この響きが、彩菜を浮き浮きさせた。大人になったような、オシャレになったような気がする。彩菜は真新しい山田高校のセーラー服を着て、さっそうと家を出て行く。彩菜が入学した山田高校は家から最も近い高校ではあるが、それでもかなりの距離があるので、中学生だった時よりずっと早く出発しなければならない。学校が遠いのが田舎者の辛いところだが、生来田舎しか知らない彩菜は、そんなものだろうと思っている。次女の玲菜がやっと起きて来て、寝ぼけて着替えたせいか乱れたセーラー服姿に寝癖頭で朝ご飯を食べるころ、長女彩菜はパリッとしたセーラー服姿で出かけて行く。玲菜は姉彩菜の真新しい山田高校のセーラー服を見て、うらやましいなあ、と思った。
「山中のセーラー、スカーフが赤でかわいいって思ってたけど、山高の黒スカーフの方がかわいいなあ。大人っぽいもん。」
大人から見ればセーラー服など少女の象徴、幼なさを強調するコスチュームにすぎないのだが、田舎の素朴な女子中学生である玲菜には、セーラー服は大人らしい服装と認識されている。
 末娘の9歳児みいなに至っては、セーラー服なんて憧れのお洋服、物語の中のお姫様が着るドレスと同格だ。毎日セーラー服姿で学校に通う2人の姉がうらやましくて仕方が無かった。セーラー服を着られる。ただそれだけで、早く中学生になりたい、なんて思っている。まさかこの数週間後に、拉致されてセーラー服を着せられたまま拘束され、監禁されることになるとは、思ってもみなかった。

 本郷彩菜、高校入学後に拉致、そして改造!!

 本郷家の長女彩菜は高校に入学して、真新しいセーラー服のように爽やかな気持ちで高校生活をスタートさせていた。別の中学出身の友達もでき、高校に通うのが楽しくなってきた頃だった。
 だがある日突然、妹の次女玲菜が行方不明になった。事故なのか事件なのか、何が起こったのか全く手がかりも無いまま、日々は過ぎて行った。最近頻発している少女失踪事件と関係あるのだろうか?妹思いの彩菜は、とくに年齢も近い玲菜とふざけ合うのが大好きだったので、玲菜の身の上を案じた。
 だが人ごとでは無かった。彩菜の身にも悲劇は訪れた。夕暮れの田舎道を急ぎ家に向かう彩菜は、ふと気づくとセーラー服姿の少女たちに取り囲まれていた。彩菜はギョッとした。少女たちのセーラー服の下に見え隠れする体が、なんと機械になっているのだ。と同時に、彩菜は彼女たちにものすごい力で取り押さえられ、ガス状のものを吸わされて、意識を失った。遠ざかる意識に、玲菜の姿が浮かんでいた。
(玲菜も…きっと…こうやって拉致されちゃったんだ…)

 目が覚めると彩菜は全身を拘束され、白衣の男たちに体を調べられていた。男たちは慌ただしく、場がひどく緊張している。それから彩菜は記録撮影として何枚も舐めるように写真を撮られ、手術台に寝かされ拘束具で固定された。逃げることなどとてもできない。悪戯されちゃう!?彩菜は貞操を心配した。だが違った。彩菜が誘拐されて来たのは、性的暴力を加えられる為では無かった。彩菜は学校の健康診断でも「異常無し」と診断されたばかりなのに、何故か手術を始められてしまった。
「やめて!私どこも悪くない!手術なんて要らない!家に帰らせて!」
だが彩菜の手術は次々と進んで行く。泣き叫ぶ彩菜は、なんと内臓や筋肉を人工の物に変えらるなど、全身を機械化されていった。
「ギャーッ!!」
あまりの激痛に、彩菜の悲鳴と鳴き声が続く。
(何で!?何で私、こんなことされなきゃならないの!?)
彩菜の機械化手術は延々と続いた。これまで手術を取り仕切ってきた者がいないとのことで、手術は必ずしも順調ではないらしい。
「しまった!」とか
「切り過ぎだろ!?」
「失敗だな。こいつ死ぬかも知れないぞ!」
「これくらいの失敗ならサイボーグは大丈夫だ。とりあえず改造して行こう。」
などと不安になるような言動が多いものだから、彩菜の恐怖はより大きなものとなった。

(私の体をこんなんにして、どうしようっていうの!?)
彩菜は部分麻酔で意識あるまま改造手術されている。男たちは手を休めず、彩菜に漏らす。
ブルセライダー01号機が組織を裏切っちまったもんだから、大変なことになってる。」
「ブルセライダー01号機ってのはお前の妹を改造した最強のサイボーグ兵器なんだがな。」
「ブルセライダー01号機なんかを野放しにしておくと危険だから、お前を同じく最強のサイボーグ兵器に改造して、ブルセライダー01号機を破壊させることになっている。」
「姉妹そろってブルセライダーに改造されるというのも、名誉なことだな。」
「玲菜!?玲菜も改造…されちゃってるの!?」
「妹はブルセライダー01号機だ。お前がその02号機だ。」
「ブルセラ…イダー…?」
彩菜はなんと、サイボーグ兵器へと改造されているのだ。メタリックグリーンのボディやセーラー服のような襟。惨めな姿だ。全身が粉々に切り裂かれるように痛いし熱い。
 彩菜はもう1週間ほども改造手術を続けられ、今やすっかり機械人間らしい姿になった。腕には銃を埋め込まれている。彩菜はもはや絶望していた。
 すっかりサイボーグ化された彩菜は、脳も大改造された。サイボーグ制御コンピューターを埋め込まれ、サイボーグ・ボディを意思に反して制御される。思うがままに操られるロボットのようにされてしまうのだ。
 脳改造は困難を極めた。サイボーグ開発の第一人者であった天才一文字博士が逃亡した現在のジャッカーには、他にも優秀な技術者がいないわけではない。だがこれまで一文字博士がジャッカーのサイボーグ開発を一手に担ってきたので、突如いなくなった彼の穴を埋めるのは容易ではないのだ。
 危険な脳改造に手間取られ、彩菜は苦しみ喘ぎ続けた。
 脳改造は失敗した。とりあえずは実戦に投入できるように応急処置がなされた。だが改造脳は不安定で、プログラムがいつ異常を来すか危惧される。ボディを動かせなくなったり、最悪の場合は壊れてしまうかも知れない。
 こうして本郷彩菜は、悪の組織に酷使される為のサイボーグ兵器となった。ブルセライダー02号機。実の妹が改造されたブルセライダー01号機を倒す為に造られた、最強兵器である。


 サイボーグ柴田の苦悩

小学1年生2号

 本郷彩菜が拉致され改造されたのは、4月の初め、高校に入学してすぐの頃だ。それより少し前、卒業式の帰り道に拉致されてサイボーグ化改造手術されてしまった少女たちもいる。
 卒業式の直後に拉致されて改造された柴田茉莉は、彩菜と同い年だ。柴田茉莉は本来ならば今頃、女子高生になって新しいセーラー服を着て高校生活を送っていたはずだ。だがサイボーグ化されてしまった柴田に、女子高生になることはできない。
 柴田茉莉は生体実験用サイボーグである。固定設置型サイボーグとしてほぼ一カ所に据え付けられたまま、昼夜を通して生体実験を繰り返されるサイボーグ柴田には、今が昼なのか夜なのか、何月何日なのか、知る由は全く無い。だが、もう4月にはなっている頃だろう。なぜ自分たちはこんな目に合わなければならないんだろう!?自分たちの何が悪かったんだろう!?拉致され改造され生体実験に使用されてもう何日も経つが、サイボーグ柴田には未だにこの現状を受け入れることはできない。
 それからサイボーグ柴田は、襟カバーに落書きをし合い、卒業式の日に一緒に拉致されてサイボーグに改造された、クラスメートの河本美緒加藤しのぶのことを案じた。しのぶは現在脳改造と洗脳と調教によって自ら「奴隷用サイボーグ004(ゼロゼロフォー)」と名乗るようにプログラムされている。時々首輪の鎖を引かれてサイボーグ柴田の元に連行されて来て、プログラム通りの敬礼をさせられ、サイボーグ柴田を清掃してくれる。生体実験で汚れ、サイボーグ臭と呼ばれるサイボーグ独特の悪臭を放つサイボーグ柴田のボディを、サイボーグ化されたしのぶが清掃してくれるのだ。その時、しのぶのボディ内部から聞こえて来る様々な機械の駆動音が、しのぶはもう人間ではないことを実感させられる。そして自分の体内からも、負けじと激しい機械音が鳴り響いていることにも気づき、悲しくなる。しのぶも自分も、卒業式の日からずっと着せられたままの、中学生時代のセーラー服に覆われたボディの下には、冷たく醜い機械がビッシリと埋め込まれているのだ。
 しのぶ、いや「奴隷用サイボーグ004」は、脳改造されて言動が異常なのが心配だが、とりあえずボディの機能は良好なようだ(カラダは元気そうだ)。
 一方、共に拉致され犯され改造された河本美緒は、改造手術が終わってサイボーグになった日以来、姿を見ていない。「総帥専用愛玩用サイボーグペット08号機MIO」。メタリック・ピンクのエロチックなセーラー服に着せ変えられたMIOは、元気だろうか?総帥専用の愛玩用サイボーグなのだから、きっと大切に可愛がられ、総帥の恩寵を受けて幸せに暮らしているのだろう。生体実験用サイボーグなんてモルモットみたいな機種に改造されて、いつも実験で苦しめられている自分が悲しかった。自分も愛玩用サイボーグに改造されたかったな。メタリック・ピンクのセーラー服を着せられ、メタリック・ピンクの大きなマントをなびかせて、総帥専用のペットとして、幅を利かす。「総帥専用愛玩用サイボーグMARI」として皆から恭しく扱われる。「サイボーグ柴田」なんてバカにした呼び方なんかさせない。総帥専用のサイボーグは、お姫様なのだ。
 …サイボーグ柴田はそんなバカげた妄想までしている自分に気づいて、悲しくなった。絶え間なく繰り返される生体実験の苦痛と恐怖で、そして大量に投与された無数の薬物の副作用で、多少精神を病んでいるのも事実である。

 茉莉たちは卒業式の日に、思い出作りのために友達同士でお互いの襟カバーに落書きをした。
(でもいつもは、襟カバーを付けるのがイヤだったなあ。美緒やしのぶ達と下校途中で襟カバーを外して道草食ってたら、巡回の先生に見つかって、叱られて、しぶしぶ襟カバーを付け直したこともあったっけ。襟カバーがあると幼稚でダサイから、襟カバーの無いセーラーの高校に行くのが楽しみだった。)
(本当なら、あたしは今頃女子高生になってて、梅里のセーラーを着て高校に通っているはずだったのに。)
 茉莉が進学を決めていた高校の制服もセーラー服だが、襟カバーは無い。そして茉莉たちのセーラーのように、襟カバー下の本襟が無地のタイプではなく、本襟にはピンク色の極太の線が1本縫い付けられている。スカーフもピンクだ。このピンク色は地域で「梅色」と呼ばれ、梅色の極太線とスカーフは梅里高校のシンボルとなっている。そして女子生徒の間でもこの梅里セーラーはかわいいと人気で、女子中学生たちの多くがこのセーラー服に憧れて志望する。柴田茉莉もご多分に漏れず、梅色線のセーラーカラーとスカーフを身に着けたくて、受験することになっていた。
 その梅里セーラーを着ることは、もうかなわない。茉莉は絶望した。涙が止まらない。たかがセーラー服が着れないというだけの問題ではない。このことは茉莉を突如襲った悲劇を象徴しているのだ。

 そんなサイボーグ柴田の前に、一文字博士たちがやって来た。セーラー服姿の女の子が2人、拘束具を付けられて男たちに鎖を引かれて連行された。2人はこれ見よがしにサイボーグ柴田の目の前に差し出された。サイボーグ柴田は思わず声を上げた。
「七海!?…萌!?」
2人の少女は見慣れないセーラー服姿をしてはいるが、サイボーグ柴田のよく知る人物だ。妹の七海と、元クラスメイトの下春萌だ。
 大きな白い襟カバー付きのセーラー服がブカブカな幼い少女は、サイボーグ柴田の妹の柴田七海12才。この春から中学生になり、茉莉が卒業した桜東中に入学したので、このセーラー服を着ているのだ。初めて見る妹のセーラー服姿。まだ華奢な体に着た大きめの新品セーラー服が、幼さを強調している。
 そしてもう1人の少女は、茉莉の同級生だった下春萌だ。萌は梅里高校のセーラー服を着ている。梅色の極太1本線のセーラーカラーと梅色スカーフ。茉莉も受験することになっていた、憧れの梅里高校の制服だ。萌は入試に合格して、みごと梅里に進学できたのだ。サイボーグ柴田は悔しくなった。自分は機械なんかに改造されてしまい、毎日生体実験に使われているというのに、萌はかわいいセーラーを着て梅里の女子高生になれて。サイボーグ柴田は嫉妬した。

 七海と萌は自分が置かれた状況が理解できず、ただ恐怖に恐れおののいている。それも無理は無い。それぞれ中学校に、そして高校に入学したその日に、いきなり半ロボット状態のセーラー服軍団に取り囲まれて眠らされて拉致され、不気味なアジトに誘拐されて来てしまったのである。しかも今目の前には、これまたカラダを機械化された女子中学生が巨大な機械の中に組み込まれて何か恐ろしい実験をされているのだ。しかもそれは、なんと七海にとっては姉であり、萌にとっては友人である柴田茉莉が改造されたサイボーグなのだ!
 サイボーグ柴田は自分の醜い姿に怯える妹と友人に傷ついた。しかし次の瞬間、恐ろしい予感に襲われた。この子たちも改造されてしまう!?
 その時、一文字博士が口を開いた。
「サイボーグ柴田。改造手術直前の拷問で、お前は梅里高校のセーラー服を着たいと言っていたな。だから見せてやろうと思ってね。はっはっは。うらやましいか?こいつはその梅里高校の1年生だ。今日入学したばかりだ。知っているよな?
そしてこの、桜東中の新1年生も、よく知っているよな?
今ジャッカーでは、サイボーグ改造技術の年少化を進めているんだが、そんな時お前が妹を紹介してくれたので、助かったよ。」
(紹介!?)
そう言えば拷問された時、妹の情報も細かく詰問され、今年桜東中に入学することなど、詳しく供述させられた。
 七海も萌も、セーラー服の胸に花飾りを付けている。今日が入学式だったようだ。サイボーグ柴田は胸を痛めた。自分のせいで、友人や妹までも事件に巻き込んでしまった。
(また周りに迷惑かけちゃった。あたしはダメな子…。)


 妹と友人も改造される〜新女子中生と新女子高生、機械化改造される

名古屋襟セーラー服、襟カバーの落書き
サイボーグ化改造された柴田茉莉と七海姉妹

 サイボーグ柴田の妹七海と友人萌は、せっかくだからとサイボーグ柴田の目の前で改造手術されることになった。生体実験室の壁際に固定設置されたサイボーグ柴田の足下に、改造手術台が2台設置された。そして妹七海と萌が、それぞれ改造手術台の上に横たえられ、拘束具で固定された。入学式の今日初めて着たそのセーラー服姿のまま、2人の新入生は改造手術を開始されることになった。
(改造されちゃう!かわいそうに…。)
 だが生身の肉体を奪われる前に、あの儀式が行われた。サイボーグ柴田の目の前で、2人の新品セーラー服少女たちは、最後の生身の肉体を汚されてしまうのだ。その真新しいセーラー服を乱され、弄り倒され、貪り尽くされる。恐怖と屈辱で泣き叫ぶ少女と、快感に溺れ酔いしれる男たち。少女たちは体内に太い汚物を突き挿され、男たちは柔らかくも締まった蜜壷の奥を突いて、また突く。男たちは絶頂の果てに熱い性欲をぶちまけ、少女たちは幼い体内に生温い粘液を放出されて汚される。
 幾人もの男たちが入れ替わり立ち替わり、これを繰り返した。これを見せつけられるサイボーグ柴田も、犯される姿を見せ物にされる七海と萌も、ほとんど胸が張り裂けた。そして、いよいよ生身の肉体を機械に犯される時が来た。されるがままに犯され倒され、手術台の上で呆然とする2人。真新しかったセーラー服はしわくちゃになり、半分以上脱がされており、いくつものシミが付いている。頬には涙が流れ落ちている。すぐに改造手術の準備は整った。改造手術が開始された。
 サイボーグ柴田が改造された時と同様に、2人は意識を残されたまま、自分の体が改造されていくのを鏡とモニター画面で見せつけられながら改造されていった。過酷な大改造に悶絶し、泣きわめく七海と萌。彼女たちを改造していくジャッカーの男たちは、泣きじゃくる彼女たちに、今臓器を切り取っただの心臓を機械に交換しただのと、サディスティックに説明してやっている。2人の体は、刻々と醜い機械へと変えられて行く。首から股間にかけて大きく切り開かれた体内にも、ビッシリと機械が埋め込まれている。
 サイボーグ柴田はあまりの痛々しさ、気持ち悪さに、目を背けて泣いた。
 数日間に及ぶ改造手術の末、妹の七海と友人の萌は、サイボーグにされてしまった。2体のサイボーグは異なる改造がなされたようだ。友人の下春萌は量産型サイボーグに、そして妹の七海は、姉のサイボーグ柴田と同じ、生体実験用サイボーグに改造されている。量産型サイボーグとなった萌は、改造手術台の拘束具から解放された。そして激痛に苦しんでいるのに無理矢理歩かされて、サイボーグ柴田姉妹を残して生体実験室を出て行かされた。
 サイボーグ柴田は、自分は中学生の制服のまま、固定設置されて同じ場所から動くこともできずに実験されているというのに、萌はサイボーグ化されても動けるし、憧れの梅里セーラーを着ていることに焼きもちのような物を感じた。
 妹の七海は生体実験用サイボーグとして、姉と向かい合わせに固定設置された。七海に付けられたサイボーグ・ネームは「生体実験用サイボーグS-EX69型02号機」、通称「サイボーグ柴田2号機」である。これ以降、2体の姉妹サイボーグは向かい合わせで、お互いに苦しむ姿を見られ、見ながら、多種多様の残酷な生体実験に利用された。


 サイボーグ柴田の再改造

量産型サイボーグ

 「サイボーグ柴田」の愛称は、ふざけて昔存在したミニドラマから引用されたものだ。このドラマの設定に、感覚が10倍に強化されているというような内容があった、とジャッカー技術者の1人が言った。これを皆に面白がられ、サイボーグ柴田はある日、新たな改造手術を施された。痛みや苦しみ、性的快感などが生身の女子中学生時の10倍に増強される、という、脳や神経を含む全身改造である。サイボーグ柴田自身も技術者たちの多くもそんなミニドラマなど知らないが、その感覚過敏化改造は面白そうだということで、早速この改造が実行された。サイボーグ化された少女は元々、常時全身に、筆舌に尽くしがたい苦痛を抱えている。ところがサイボーグ柴田は、さらに強く苦痛を感じるように改造されてしまうのだ。女子中学生サイボーグごときに、これ以上過酷な苦痛に耐えられるはずがないのは皆分かっていた。だが改造は行われた。
 妹の七海こと2号機は、自分も生体実験を行われ悶絶しながらも、姉を心配そうに見守っている。
 感覚を極度に増幅する改造を施されたサイボーグ柴田は、大の字状に体を開かれて実験機械の中に固定された。今までよりいっそう苦しそうにうめき続けている。
 痛みや高温などの刺激を与えられる実験に一通り使われた後、サイボーグ柴田は性的感覚の実験をされた。サイボーグ柴田は男たちにスカートをめくられ、股間をくすぐられた。改造乳首をつままれ、改造まんこをさすられる。サイボーグ柴田はすぐに過敏に反応した。股間や性感帯を襲う激しい性欲に猥褻でかわいらしい喘ぎ声を発して、ジャッカー構成員たちを喜ばせた。妹の目の前だが、人工的に増幅された強烈な性欲は全く抑え切れない。度重なる実験と大改造で全身を破壊されているので、サイボーグ柴田は鋭い刃物でバラバラに切り刻まれ頭をハンマーで殴られ続けるような地獄の苦痛に襲われている。だがそれをも凌駕して、股間から全身に広がる性的快感に猥褻な声を上げ続けた。こんな姉の姿を目の当たりにさせられて、七海は後ろめたいやらおぞましいやらの不思議な不快感で、顔を真っ赤にして泣いている。
 性的快感に激しく興奮して悶絶していたサイボーグ柴田だったが、次第に高まっていく意識を失うほどの強烈な激痛に耐えられなくなっていった。七海は自身も実験に苦しみながらも、不安そうに姉を見ている。サイボーグ柴田は激しく悲鳴を上げ続けたが、やがて悲鳴は奇声に代わり、「ああ…あああ…あああ!!」などとうめき続けた。やがて痙攣を起こし、遂にはショック死しかけてしまった。一命は取り留めたものの、壊れかけたサイボーグ柴田は、もう生体実験用サイボーグとして十分に機能できないカラダとなってしまった。
「廃棄処分にしますか?」
「いや、実験用としてでなければまだ使える。量産型系の戦闘用に改造しよう。」
グッタリしたサイボーグ柴田は生体実験室の中央に設置された改造手術台に固定され、直ちに修理改造が行われた。廃棄処分されずに修理改造されたのは、サイボーグ柴田がジャッカー内でかわいがられていたことの証であるとも言える。
 サイボーグ柴田は大改造され、今度は戦闘用サイボーグにされた。もっとも戦闘用とは名ばかりで、これまで固定設置型生体実験用サイボーグだったサイボーグ柴田にしてみれば、比較的機動力が増す、という程度の能力しか与えられることは無かった。これまで生体実験で酷使され破壊されてきたこの機体は、既に廃棄処分間近なほどボロボロなので、施すことのできる改造も限られている。だからサイボーグ柴田は、申し訳程度のその場しのぎの修理改造が行われただけだった。サイボーグ柴田の苦しみが根本的に改善されることはなかった。戦闘用サイボーグに大改造されたサイボーグ柴田は、「サイボーグ柴田改」という愛称で呼ばれることとなった。

サイボーグ柴田改


 戦闘用に再改造された姉の姿を見せるために、サイボーグ柴田改は妹「サイボーグ柴田2号機」が固定設置されているサイボーグ・デッキの前に立たされた。
「サイボーグ柴田改、サイボーグ柴田2号機に挨拶しろ。」
「ヒョー!」
「戦闘用サイボーグに改造されて、うれしいか?」
「ヒョー!」
「はっはっは。いい返事だ。」
言葉の代わりにただ奇声だけを発する姉に、妹2号機は衝撃を受けた。サイボーグ柴田改は声帯を破壊され、また脳改造によって、言語能力を奪われているのだ。サイボーグ柴田姉妹がお互いの動作可能な姿を見るのは、これが最後となる。量産型となったサイボーグ柴田改は、今後は生体実験室ではなく、サイボーグ格納庫に保管される。他の量産型サイボーグと同じように、出動時以外は格納庫内のサイボーグ・デッキにハリツケ状に固定されスリープモードに切り替えられて保存されるのだ。
 ジャッカー構成員によると、その後妹のサイボーグ柴田2号機(七海)は、新型サイボーグ兵器ブルセライダーの開発実験に大きく貢献したとのことだ。
 
 サイボーグ柴田改は、生体実験用サイボーグとしての適性を失い、再改造されて戦闘用に転用された不良品サイボーグだ。だが生身の女子中高生を拉致するだけなら、曲がりなりにも戦闘用として大改造されてはいるので、今のサイボーグ柴田改でも可能だった。
 サイボーグ柴田改は、何度か少女拉致などの犯罪行為に駆り出された。途中、大きな白い襟カバーが目立つとの理由で、拉致されて以来付けられたままとなっていた、襟カバーが外された。卒業式の日に友人たちによって書き寄せられたカラフルなメッセージが懐かしい、あの襟カバーである。あの日早速レイプされ、サイボーグへと改造手術され、生体実験に酷使されたサイボーグ柴田の襟カバーは、ずいぶん汚れて黒ずんでしまった。時折、一緒に拉致され改造された奴隷用サイボーグ004(元加藤しのぶ)によって清掃してもらってはいたものの、サイボーグ柴田のセーラー服や襟カバーは、ずいぶんと汚れてしまった。機械化改造されたサイボーグが分泌する「サイボーグ汗」は機械油や多種の薬物を含んでいるので汚れやすいのだ。しかも生体実験用サイボーグは常に薬物などを体内に注入されている上に、苦痛の連続の為に大量の冷や汗をかく。
 下春萌が改造された量産型サイボーグとも一緒に、同じ作戦に投入され、再会した。サイボーグ柴田改が憧れながらも着ることが叶わなかった、あの梅里高校のセーラー服。それを着て拉致されて来た、梅高生下春萌のセーラー服姿を見て、うらやましく思ったことがあった。固定設置型サイボーグに改造された自分とは違い、可動型サイボーグに改造された下春萌に、嫉妬したこともあった。だが今一度近くで見てみると、量産型サイボーグにされた萌の姿は痛々しく惨めであった。醜い機械にされた体内からは、機械の音が騒がしく鳴っている。機械油と薬物と汗の混じったようなサイボーグ臭が臭い。片目を機械のカメラアイに大秋増されている。そして言葉を奪われ、「ヒョー!」という無様な奇声しか発せなくされている。サイボーグ柴田改は萌を哀れんだ。
 もっとも他のサイボーグたちは、サイボーグ柴田改のことを最も惨めだと思っていた。サイボーグ柴田改は一次改造時に生体実験用として改造されたのを無理矢理戦闘用に再改造されたために、どのサイボーグよりも機械化が進み、外観もいびつな不良品マシーンであるし、その為ボディ内部からの機械音が大きい。また生体実験で大量の有害薬物を投与されている上に、耐え間無い生体実験の苦痛で大量の脂汗をかいてきたので、サイボーグ臭もどの機体よりも臭い。また痛覚を中心に感覚を増強されているため、作戦で負う少しの故障や刺激でもいちいち激しく痛がって泣き叫び苦しむ姿が、可哀想ではあるが、正直なところ鬱陶しくもあった。サイボーグ柴田改は改造前も改造後も、ネジがいくつか欠けた欠損品のようだ。

 サイボーグ柴田改がある田舎町で拉致した少女の中の1人に、本郷玲菜という女子中学生がいた。玲菜は最新型サイボーグに改造されるために拉致されたのだ。玲菜はただちに指揮官サイボーグである新型サイボーグ「ブルセライダー01号機」に大改造された。サイボーグ柴田改や量産型サイボーグなどの消耗品サイボーグは、ブルセライダーの持つ指揮官機能によって無線操縦で操られて、少女拉致などの犯罪行為に酷使されていた。
 だが事態は急変した。柴田茉莉や河本美緒、加藤しのぶら、自分たちをサイボーグに改造したあの一文字博士が、突如ジャッカーを裏切って逃亡したのだ。一文字博士はジャッカーのサイボーグ兵器開発の責任者である。組織の命運をかけてサイボーグ開発に全力を注ぐジャッカーにとって、最大の危機である。アジト内は騒然とした。しかも一文字博士は、最強兵器ブルセライダーを持ち去ってしまったという。
 ジャッカーは直ちに、一文字博士とブルセライダー1号機を討ち取るべく、新たなサイボーグ兵器製造計画に着手した。サイボーグ柴田改と量産型サイボーグは、改造材料確保をプログラミングされ、出動させられた。獲物は、今月高校に進学したばかりの女子高生、本郷彩菜だ。ブルセライダー01号機に改造された本郷玲菜の姉である。生身の女子高生彩菜にとって、襲い来るサイボーグ少女たちの前になす術は無い。彩菜は容易く捕らえられ、ジャッカーのアジトに連行されて来た。そしてただちに機械化改造手術を施された。こうして彩菜は最新型兵器「ブルセライダー02号機」となったのだった。01号機と同じ戦闘能力を持つ、強力なサイボーグ兵器だ。そして妹のブルセライダー01号機を破壊すべく、格納庫に待機させられていた。


 生体解剖、解体、そして廃棄処分〜サイボーグ柴田改の最後

小学1年生3号の簡易改造手術
小学1年生3号の簡易改造手術

 敵の襲撃は突然だった。裏切り者一文字博士に操られたブルセライダー01号機は、ジャッカーのアジトを奇襲してきた。最新兵器ブルセライダー01号機の来襲に、ジャッカー構成員はただちに量産型サイボーグを多数起動し、迎撃させた。だが予想通り、最新型の最強兵器の前には、全く歯が立たなかった。量産型サイボーグ達はほとんど反撃もできないまま、あっけなく破壊されていった。
 その中の1体がサイボーグ柴田改だった。元々戦闘用サイボーグとして改造されていない上に、生体実験で負わされた故障の為に十分な戦闘能力が無いにも関わらず、無理矢理戦闘に駆り出されたのだ。メタリックグリーンの新型サイボーグ「ブルセライダー01号機」は、この無力な不良品サイボーグに向けて両腕を上げた。ガシャン!と手首が折れて銃身が現れ、恐怖に怯えるサイボーグ柴田改に、サイボーグ銃が放たれた。
「ヒョーッ!!」
サイボーグ柴田改は、完全機械化されたパーツや生身のままの生体パーツに数発のサイボーグ銃弾を浴びた。機械部品が金属音を上げて飛び散り火花を発し、生体パーツの肉片が千切れ散った。サイボーグ柴田改は断末魔の奇声を上げて崩れ落ちた。床に倒れたサイボーグ柴田改は、痛そうに、苦しそうに痙攣し、ボディと床がガシャガシャと音を立て続けた。大きく壊れた胴体のパーツが床に飛び散っている。痛覚を極端に増強されているので、気が狂いそうなほど痛くて、死んだ方がマシだ。
 それからどれくらい時間が経っただろうか。ブルセライダー01号機が性欲処理専用サイボーグ「ブルセラ涼子」を奪ってジャッカーアジトを去り、安全が確認されたところで、避難していたジャッカー構成員たちが被害を調べ始めた。ここそこに転がる量産型サイボーグの破壊状況を調べて行く。
 壊れて床に転がったサイボーグ柴田改のカラダを、構成員たちが簡単に調べた。瀕死のサイボーグ柴田改は苦痛のあまり朦朧とした意識で、構成員たちの会話を聞いた。
「コレは修理不要ですね?」
「直すとなるとかなりの手間だからな。そもそも不良品だから直す価値も無い。」
「廃棄しますか?」
「廃棄はするが、その前に解剖しよう。破壊状況のデータを取れる。」
「じゃあ生きている内に解体した方がいいですね。」
「すぐに解剖しよう。」
 サイボーグ柴田改は生体実験室に運ばれて、改造手術台の上に横たえられた。サイボーグ柴田改の妹が改造されたサイボーグ柴田2号機は、この時も生体実験に使われていた。スクラップのように壊れた姉の姿にギョッとした。サイボーグ柴田改は、既に逃げる力など余ってはいないのに、律儀にも拘束具で全身を厳重に固定された。拘束具のせいで激痛が増して、すぐにでも壊れてしまいそうだ。
 瀕死のサイボーグ柴田改の虚ろな瞳に、ハリツケにされた妹の姿が写った。量産型に改造された姿を晒される為に連れて来られて以来、初めて会う。妹のカラダもだいぶ改造が進んでいるようだ。妹は心配そうに自分を見ている。
 痛い!苦しい!…度重なる生体実験も辛くって死んだ方がマシだと思ったけど、今もそれに負けじという苦しさだ。意識が遠のいて行く。構成員たちが自分のカラダを工具で分解していっているのが分かる…。チェーンソーなどの大型の機械も使われて、サイボーグ柴田改の壊れたカラダが、さらに破壊されていく。
「コイツ、思った以上にゴミですね。」
腹部を大きく切り開かれ、壊れた人工臓器が切除されて摘出されていく。
「人工臓器も被弾してますが、攻撃以前の生体実験で破壊された被害の方が大きいようです。」
まだ動いている人工心臓も取り出された。
「人工心臓はまだ使えます。」
「保存しておいて、他の機体に流用しよう。」
改造腕を切除され、改造脚をバラバラに分解されたので、サイボーグ柴田改は四肢を失って、だるま状態だ。
「やはり腕と脚部の脆弱性が、戦闘用としての欠点ですね。」
「人工筋も断絶しまくっているし、強化骨格ももろ過ぎて、折れている。」
頭部装甲もこじ開けられ、改造脳を剥き出しにされる。
「改造脳も悲惨ですね。」
「これも攻撃の為というより、破壊実験のせいだな。」
そして改造脳までもが切り開かれてゆく。改造脳に埋め込まれたサイボーグ制御コンピュータを回収して再利用される為に、摘出される。サイボーグ制御コンピュータを傷つけないように、慎重に脳を切り裂いていく。
「脳はズタズタになってもいいから、制御コンピュータに気を遣って取り出してくれ。」

 サイボーグ柴田改は既に何も思考はできなかった。だがサイボーグ柴田改のかすんだ視界には、まだジャッカー技術者たちやハリツケにされた七海が見える。
…七海が泣きじゃくっている…。意識が…遠のいていく…でも痛みだけはあいかわらずものすごい…。痛い…苦しい…。


解体されたサイボーグ柴田改

「バラしてみると、思った以上にボロボロだったな。元々不良品ではあったが。」
「ちょっと遊び過ぎましたね。悪のりしてしまって、無駄に破壊系の実験に使いすぎた。」
「しかしやはり、今の量産型では、ブルセライダーの攻撃は、まるで防げませんね。」
「ブルセライダー02号機が完成したとは言え、あれ1台だけでは心もとないですね。」
「ブルセライダーをも超える新型サイボーグの開発を、急がねば。」
「こいつは奴隷用にでも廃棄させといてくれ。」

 壊れた量産型サイボーグの廃棄処分には、奴隷用サイボーグたちも駆り出されている。このような重労働で不潔な作業に酷使される為にこそ、奴隷用サイボーグは製造されるのだ。奴隷用サイボーグ004(元加藤しのぶ)は、白線の無い大きな紺色襟のセーラー服にハッとした。
(桜東中のセーラー!?)
ビリビリに破れ燃えた匂いもするこのボロ切れセーラー服。彼女たちの学校の制服は、普段は白い襟カバーを付けているが、襟カバーを外すとその下に隠れた本襟には、線が無いのだ。
(これって茉莉ちゃんのセーラーじゃない!?)
胸の部分には「柴田」と彫られた楕円形のプラスチック名札が付いている。奴隷用サイボーグ004は思わずこのスクラップサイボーグから手を離した。バラバラに解体されて、セーラー服のボロ切れと機械クズの混ぜ合わせたゴミのような塊になってはいるが、これはもしや茉莉ちゃんではないか!?

 ふと見上げると、ハリツケ姿に固定された幼いサイボーグが、真新しい桜東中のセーラー服姿で、生体実験に苦しんでいる。
(これ、茉莉の妹!?妹まで誘拐されて来てたの!?)
奴隷用サイボーグ004は強烈な無力感に襲われ、ヘナヘナとしゃがみ込んでしまった。その時、奴隷用サイボーグ004のボディを鞭が打ち付けた。
バシッ!!! 
「痛っ!!」
「サボってんじゃねえよこの奴隷マシーンがっ!!自爆させるぞ!」
「は、はい!ごめんなさい!」
サイボーグはボディ内部に自爆装置を埋め込まれていて、命令に逆らえばすぐに自爆させられてしまうという。奴隷用サイボーグ004は止めどない涙を頬に垂れ流したまま、量産型サイボーグたちの残骸を処分するのだった。

続く→第16話


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